荒れた庭の開拓

ガーデニング

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念願の広いお庭

今年の春、ひょんなことから家を購入することに。
ずっと同居している姉と物件を決めたのですが、第1条件に「広い庭」を挙げ続けていた甲斐もあり、念願の広めの庭付き物件に引っ越すことになりました。

以前住んでいた家の庭もそこそこの広さはありましたが、やはり賃貸なのでずっと住み続けられるわけでもなし。
庭に手を加えるにも、退去するときのことを考えるとそこまで好きにいじれるわけでもありません。

漠然と「いつかはもっと広くて自分で好きにいじっても大丈夫な庭付きのお家に住みたいな~」
と考えていたところに舞い込んできた物件購入の話。
姉と話し合いを重ね、無事に念願の広い庭付き物件の購入に至りました。

引き渡しも無事に完了し、まず私たちが始めたのは
不毛な地と化している庭の開拓作業 です。

戦慄!石だらけの庭

仕事の都合もあり、引き渡しから引っ越しまではしばらく期間が空くことになりました。
新居の確認も兼ねて、引っ越し後にすぐ今の庭に植えている植物たちを植え替えできるよう、新居の庭の開拓を始めることにしました。

ガーデニングの基本は土!
ということで、まずは土づくりから始めることに。

土を触ってみた感覚として、水はけがあまりよくなさそうであったのと、引き渡しの時点でほとんど雑草すら生えていない状態だったので栄養分は無いに等しい状態であろうと予測。
また、どんな土が使われているかもわからない状態なので、ひととおり土を掘り返して石などを取り除いてから土壌改良材を混ぜ込んでいこう、というプランを立てました。

新居の庭の大きさはおよそ100㎡ほど。
土を掘り返しから土壌改良材を混ぜ込むという作業を3日くらいに分けて進めていこう、という見立てだったのですが……

まず1日目。
近くのホームセンターでスコップとシャベルを調達し、作業開始。
庭の奥側から手作業で土を掘り返していきますが……

スコップとシャベル
このスコップとシャベルで約100㎡の土地に向き合うつもりでした。今考えれば無謀すぎます(笑)

土の中から出てくる石の量が想定以上!

少し掘るだけで、そこそこの大きさの石がゴロゴロと出てきます。
土自体も踏み固められており、土を掘り返すだけでもかなりの重労働です。

これは終わらないぞ……
と思いながらも、ひたすら土を掘り返しては出てくる石を取り除く作業を続けますが、結局その日に手を入れられた範囲は庭の10分の1にも満たないくらいの広さでした。
作業時間は4時間程度でしたが、運動不足の現代人にはツラい作業。

庭の開拓1日目
土の色が濃くなっているところは掘り返したところです。端の少ししかできていません……

完全に土づくりを舐めていました……
姉と二人、満身創痍の状態でしずしずと帰宅。

土づくりの過酷さを思い知った私たちは、新たな作戦を考案しました。

困ったときは文明の力で解決

くたくたのからだで電車に揺られながら、機械がなかった時代に土地を開拓した方々に尊敬の念を抱きつつ、
手作業だけではどうにもならないことを悟った私たちは、多少コストがかかっても文明の力に頼ることに。

調べてみたところ、家庭用の小型の耕運機があるらしい……
いくつか見比べてみて、こちらの「菜援くん」という耕運機を購入することに決定。

家庭のコンセントにつないで使うことができる電動耕運機です。
エンジンタイプではないので、そこまでびっくりするほどの音もないとのこと。
ただ、やはりエンジンタイプに比べるとパワーは少し劣るようです。

とはいえ、がっつり畑を耕すというわけでもないので、このくらいのお手頃感がちょうどいいだろうとポチリ。

さっそく、次の休みに使ってみることにしました。

機械の偉大さを実感

50センチくらいの高さの箱で届いた「菜援くん」
箱を開けてみると、本体と持ち手のパーツが2つと延長コード、組み立てに使用するネジが入っていました。

菜援くんパーツ
これらのパーツを組み立てて使います。一度組み立て方がわかれば、組み立てと分解は簡単です。

それぞれのパーツを組み立ててから使います。
最初はスイッチを逆に取り付けてしまったりと少しモタモタとしましたが、それでも5分程度で組み立てることができました。
慣れればさらに半分くらいの時間で簡単に組み立てることができると思います。

組み立て終わると、それなりの見た目になりました(笑)

電動耕運機菜援くん
いくらか使ったあとの写真です。コンパクトな耕運機ですが、かなり助けられました。

コードリールも必要かと思ったのですが、延長コードは10メートルのものが入っており、それにさらに2メートルほどの延長コードをつなげて使えば庭の端まで届いてしまったのでしばらくこのスタイルで行くことに。

スイッチは安全のため、前面に付いている丸いボタンを押し込みながらレバーを握ると動くという仕組みになっています。
ドキドキしながらボタンを押しつつレバーを握ると、しっかりと動きました!
歯が回転してどんどん土を耕してくれます。感動です(笑)

菜援くんスイッチ
菜援くんのスイッチです。真ん中のボタンを押しながら上部のレバーを握ると動き出す仕組みです。

通販サイトのレビューを見ていると、結構暴れるということが書いてあり心配でしたが、小柄な私でもしっかりと持ち手をつかんでいれば制御不能ということはありませんでした。

気になる音は、掃除機を少しうるさくしたくらいの大きさだと思います。
住宅地で使っても、非常識な時間でなければまあ苦情はこないかな、という程度の音でした。

初日は肩慣らし程度で、庭の表面を軽く耕しただけではありますが、30分程度で100㎡の広さをざっくり耕せてしまいました。
手作業で4時間もかかって10分の1程度しかできなかったことを考えると、かなり効率が良いです。

すべて手作業でやろうとしていたことがどれだけ無謀なことだったか、としみじみと思います……
時間をかければ不可能ではないと思いますが、それなりの広さがあるのであれば、機械の力に頼るほうが効率も良いですしかなり楽だと思います。
お庭くらいの広さを開拓するのであれば、電動耕運機はかなりおすすめです!

「菜援くん」を使いながら、3日程度に分けて庭の土をしっかりと耕していきました。

とにかく庭の土に石やら鉄の棒やらがゴロゴロと混入していたので、深いところまで耕そうとすると結構大変でした……

庭から出てきたものたち
石に始まり、鉄の棒やらプラスチックのバンドやら……とにかくいろいろなものがでてきました^^;

「菜援くん」で土を耕していくと、ある程度の大きさの石であれば掘り起こしてくれます。
あまりに大きい石だと、歯の間に挟まって取れなくなることがあるので注意です^^;
私は3回くらいハマらせました……

隙間に石がハマった状態です。取り出すのにかなり苦労しました^^;

そんなアクシデントに見舞われつつも「菜援くん」で土を耕し、石だらけの土を振るい……
という作業を繰り返し、ひととおり庭の土をきれいにすることができました。
植物を植える予定があるところには水はけをよくするために腐葉土とバーミキュライトをすきこみ、肥料はバーク堆肥を入れました。

最終的にかなり大量の石が庭から出てきました。
実は未だに庭の片隅に積まれている状態です^^;
近々処分してもらわないと、と思いながらもつい後回しにしてしまいます……(笑)

庭から出てきた石やら砂利やらを庭の片隅に積んでいます。塚が作れそう、とか思ったり(笑)

まだまだ問題はありますが、ひとまず植物を植えても問題ないくらいの状態にはできました。
人間の力だけではどうしようもない時は、機械の力に頼るべきということを学んだ出来事でした。

これからはどんどん色々な植物を植えていきたいと思います!

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