満開のシクラメン ビクトリア

シクラメン ガーデニング

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シクラメン6年生

私がバラと出会う前から、ずっと育てつづけている花がシクラメンです。
球根を植え付けるところからはじめて、かれこれ6年目に突入です。

花のこと、植物を育てるということを学びはじめたばかりのころに出会いました。
そのころは右も左もわからなかったので、ずっとシクラメンを育てているプロに教わりつつ……

プラグ苗だったものを5号鉢まで大きくし、今では8号鉢にみちみちになるほど大きくなっています。

シクラメンと猫
サイズを猫と比較するとこんな感じ(笑)けっこう大きいです。
我が家では普段はずっと外に置いています。鉢は底面給水鉢を使用しています。
※シクラメンは猫が誤食すると中毒になる可能性があるので注意!

一時は枯らせかけたこともありましたが、今年も元気に咲いてくれています。
多年生の植物をちゃんと育てたのはシクラメンがはじめてでした。
なので、私の良き相棒。かつ花との関わり方を教えてくれた先生みたいなものです(笑)

いつまで花を咲かせ続けられるか、頑張っています。
私が聞いた話では、園芸用の品種ではなく原種のシクラメンですが、20年程育てつづけているという方もいるとか……

20年はいかないまでも、なるべく長く育てられたらな、とは思っています。

シクラメンってどんな花?

シクラメンは多年生の球根植物です。一般に、花弁は5枚。葉っぱがハートのような形をしているのが特徴です。
大きなシクラメンは鉢花として親しまれていますし、小さいガーデンシクラメンなども、冬の花壇を彩るのによく植えられているのを見ますね。

シクラメンの葉
葉っぱは上部に切れ込みが入ってハートのような形をしています。
ビクトリアは葉っぱに少しウェーブがかかります。

シクラメンにも品種が様々あり、よく見る赤やピンクなどの定番色のものから、八重咲きをするもの、花弁がひらひらのフリルのようになるものなど、調べてみると楽しいです。
ちなみに、私が育てているシクラメンは花弁がフリルのようになる「ビクトリア」という品種です。

シクラメンの花
ビクトリアは花びらがフリルのようになるのが特徴です。
シクラメンは、花の中心から上方向に花びらが開きます。
火が燃えているように見えることから、「篝火花(カカリビバナ)」とも言われていたのだとか。

シクラメンは、鉢花として親しまれているだけあって、花持ちがとてもよいです。
我が家のシクラメンは、4月頭ごろから咲きだして今でも満開状態です。
そろそろ花が落ち始めてくるころかな、という感じです。

一般的には、開花期は11月頃から3月頃とされています。
冬の間に咲いてくれる、貴重なお花です。

球根植物は、種類によって時期は異なりますが、基本的には休眠をします。
シクラメンも夏に休眠をする球根植物ですが、休眠をさせない「非休眠法」という育て方もあります。
初心者には「非休眠法」がおすすめらしいと聞き、最初にそちらを採用してから、私はずっと「非休眠法」で育てています。
水切れだけに気を付けていれば、意外と簡単に夏越しできます。

シクラメンは明るめの日陰であっても意外と元気に育ちます。
我が家のシクラメンは、北側の明るい日陰という感じのベランダで育てていますが、問題なく元気に育ってくれています。
6年目というのもあって、株自体が充実していることもあるかもしれません。

ひとつ気になる点を挙げるとすれば、日当たりが悪いと葉が大きくなりがちというところがありますが、
特に生育に問題はないのでありのままの姿で育ててます(笑)

シクラメンは、あまり強い日差しに当てると葉が焼けてしまうので、やわらかい日差しが当たる窓辺などに置いておくのが一番理想だと思います。
特に、若い株はよく日にあててあげた方がいいかなと思います。

おすすめ鉢花、シクラメン

シクラメンを鉢で購入するとそこそこ値段がしたりしますが、基本的に性質はつよく、一鉢あれば長く付き合っていける花だと個人的には思います。

鉢を大きくしていけば、株自体も大きくなって花をたくさんつけてくれます。
いっぱいに花をつけて咲く姿はなかなかに壮観です。
見た目が豪華なので、毎日眺めてはにんまりしています(笑)

定期的な施肥と、水切れをさせないように気を付けることだけで、我が家のシクラメンは元気に育ってくれています。
葉組み(葉を外側に倒して、花を中央に寄せる作業)も軽くします。
そこまできっちりとやっているわけではないので、売り物の鉢花に比べたら少し不格好かも……
まあ、自分で楽しむだけだしいいよね!ということで(笑)

6年育ててきたシクラメン。思い入れも強いです。
今年もしっかりと夏越しさせて、来年また花を咲かせてくれるようにお世話していきます。

長く楽しめる植物として、シクラメンもおすすめです。
バラ以外でも、何か育ててみたいなという方はぜひ挑戦してみてはいかかでしょうか♪

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