育てやすいカラーリーフ!コリウス
お庭や花壇などの植栽をするときに、上手にリーフを取り入れることも大事なポイントのひとつ。
我が家ではナチュラルガーデンを目指しているので、花が咲く植物ばかりではなく、上手にリーフを取り入れていきたいなと思っています。
お庭に取り入れるカラーリーフとして王道なのが、コリウスです。
コリウスはシソ科の植物で、いろいろなバリエーションの葉があるのが特徴です。
我が家ではライムグリーンの葉のコリウスと、黄色と赤の葉の2株のコリウスを育てています。
よく見るコリウスは、広めの葉で全体が赤色、縁が黄緑色のコリウスだと思います。
コリウスはオーストラリアなどの熱帯地域が原産の植物です。
熱帯らしいはっきりした色が多い印象ですよね。
本来、原産の地域では多年草扱いなのですが、日本では冬の寒さで枯れてしまうため一年草の扱いをされています。
植え付けの適期は5月頃で、11~12月頃までカラフルな色の葉を楽しむことができます。
植え付け適期の5月から、冬までいっぱいに楽しめるのが一番いいですが、苗自体は冬以外であれば見つけることができるかと思います。
我が家では、9月頃に苗を購入してから植え付けをして、今でもきれいな色の葉を楽しめています。
コリウスは基本的には葉の色を楽しむ植物として扱われてはいますが、6~10月頃に花を咲かせるとのこと。
花を咲かせると株が疲れてしまうため、葉を長く楽しみたいときは花は咲かせない方がいいみたいです。
種を採種して種から育てるということもできるかと思うので、次の年のために花を咲かせてみるのもいいかもしれません。
コリウスの挿し木に挑戦
寒さに弱いため、冬には枯れてしまうコリウス。
育てやすいこともあってか、苗もリーズナブルな値段で売られていることが多いですが、できれば毎年購入ではなくて自分の庭でサイクルが作れるといいなと思い、冬越しの方法を調べてみたところ挿し木が簡単にできるとのこと。
挿し木以外でも、寒さが本格的になる前に堀り上げをして、室内に取り込んで冬越しするという方法もあるかと思います。
今回は、株数も増やしたいというのがあったので、挿し木で冬越しに挑戦してみようと思います。
少し時期的には遅いタイミングになってしまったのですが、室内で管理すればできるかなと思っています。
基本的な挿し木の方法は、以前ラベンダーでやっていることと同じです。
- 挿し穂の採取
- 水揚げ(1~2時間程度)
- 挿し床の用意
- 挿し床に挿し穂を挿す
という流れです。
前回のラベンダーの挿し木では、苗を購入したときに空いたポリポットを再利用したのですが、今回は挿し木用に直径6センチの小さめのポリポットを購入しました。
ポリポットの底に、土が漏れるのを防ぐため、三角コーナー用のネットを小さく切ったものを置いてから用土を入れました。
用土を入れたらあらかじめ水を用土に吸わせておきます。
1時間程度水揚げをしたら、さっそく挿し穂を用土に挿していきます。
コリウスはかなり丈夫な植物なので、発根もしやすく挿し木も成功しやすいようなのですが、念のために発根促進剤の「ルートン」をつけてから挿し穂を挿していきます。
親株が想像以上に元気でたくさん挿し穂が取れたので、今回はライムグリーンが9本、赤が4本の合計13本を挿し木しました。
これだけ用意しておけば、最低1本は発根するだろう!と思っています(笑)
無事、冬越しができるか!?
コリウスは発根しやすい植物のようで、適当に挿しておくだけでも割としっかり発根してくれるみたいです。
この後は、寒さが本格的になる前に室内に取り込んで冬越しをさせようと思っています。
無事に冬越しをさせて、来年の春にはいろいろなところにコリウスを植え付けて庭の彩りにしたいなと思います。
春までの経過も、都度ブログで報告するつもりです!
挿し木が成功するかはまだわからないですが、コリウス自体は初心者にも育てやすい丈夫な植物だと思います。
寄せ植えにアクセントで使ったりもできる汎用性の高いリーフだと思います。
庭や花壇の彩りが欲しいという方にはおすすめしたい手軽なカラーリーフです!
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