思わぬ発見
春から伸ばしっぱなしで手入れをサボっていた花壇をそろそろきれいにしないとな……
と様子を見に行ったら、思わぬ発見がありました。
なんと、春先に咲いたクリスマスローズの種が弾けてる!
植え付けをしてから3年程、今までは咲き終わったら花がらをしっかり取っていたので種ができる様子を見たことがなかったのですが、こんな時期まで放置していたせいで今年は種ができました(笑)
お手入れをサボっていた言い訳を言いますと……
近々引っ越しをすることになったので、庭に植えた植物たちはみんな鉢上げをして新居に持っていく予定だったのです。
どうせ花壇も潰してしまうし、そこまで手入れをしっかりする必要もないか……
とサボっていたのでした^^;
そんなだらしない人間なんです、私……
でも、そのだらしなさのために、今年は初めてクリスマスローズの種を見ることができました(笑)
初めての体験ができた!ということで良しとしておきます!
クリスマスローズについて
クリスマスローズは、キンポウゲ科ヘレボルス属の多年草です。
クリスマスローズと呼ばれる花の中でもいくつかの系統に分けられ、一般的に流通が多いのは「ガーデン・ハイブリッド」という系統です。
八重咲きのものや、2色以上の花色が出るもの、花弁に斑点が出るものなど花形や花色が豊富です。
ヘレボルス・オリエンタリスを親として交配されたため、「オリエンタリス・ハイブリッド」とも呼ばれています。
開花期は1月~3月となっています。
クリスマスローズという名称の由来となった系統が、「ヘレボルス・ニゲル」という系統です。
花色は主に白で、「ガーデン・ハイブリッド」などと比べ早咲きでクリスマス頃に咲くことから「クリスマスローズ」と呼ばれるようになったそうです。
クリスマスローズは日陰でも育つ花のため、日陰のお庭や花壇の心強い味方です。
また、常緑の植物であるため開花期ではない夏にも葉を落とさずお庭や花壇を彩ってくれます。
花が少ない冬に、すこしうつむいて楚々とした花を咲かせるのが魅力です。
花持ちもよく、開花してからしばらくお庭で楽しんだ後は切り花にして楽しむ、ということもできます。
性質はとても強く育てやすいです。
我が家は南向きのお庭ではあるのですが、お向かいに一段高く家が建っているので、庭の南側でも日陰でじめじめしてしまいます。
ナメクジ遭遇率が高い花壇です^^;
そんな環境の花壇にクリスマスローズを植えているのですが、毎年たくさん花をつけてくれます。
年々順調に株を大きくしてくれているので驚きです(笑)
基本的に植えっぱなしで、病害虫に悩まされたこともありません。
初心者でも育てやすいおすすめの花です。
日陰スペースの主役としても、ぜひおすすめしたいです!
クリスマスローズの種を採種!
クリスマスローズは、花後にそのままにしているとしべがある中心部がだんだんと膨らんできて、そこに種ができます。
採種する予定がなければ、この部分が膨らんでくる前に取り除いてあげると、花を長く楽しむことができます。
取り除かずにそのままにしていると株が疲れてしまうと思うので、基本的にはしっかりと処理をしてあげることをおすすめします。
私は今年はサボってしまったので、見事に種が弾けていました。
花壇の中で弾けた種が地面に落ちずに、葉っぱの上に散らばっていたのでいそいそと集めます。
5ミリくらいの縦長で黒い種ができました。
クリスマスローズの種をはじめて見たので新鮮な気持ちです。
株元もゴソゴソとかき分けて種を拾います。
とはいえ花壇を放置しすぎてボサボサなので、あまり見つけられませんでした。
今度ちゃんと整理したときにまた出てくるかもしれません(笑)
花壇には、ピンク・白・黒のクリスマスローズを植えていますが、今回種を見つけられたのは白と黒。
ピンクは種が弾けている様子はあったのですが、種自体を見つけられず……
ただ、弾けずに残っている花があったので、採種のためにお茶のパックをつけておきました。
クリスマスローズの種まきの時期は、9月下旬から10月中旬頃とのこと。
秋まで大切に保管して、種から育てる挑戦をしてみたいと思います!
コメント