シャクヤク、2年越しの開花

ガーデニング

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シャクヤクが開花!

一昨年の冬に植え付けをしたシャクヤクが、今年開花しました!
去年は咲かせることができず、もうダメかなと思っていたので、個人的にとっても嬉しいです。

シャクヤク「夕映」の開きかけのつぼみ
シャクヤク「夕映」のつぼみが開き始めてきた様子。
大きいつぼみに花びらがたっぷり詰まっていそうです。

シャクヤクはボタン科ボタン属の草本植物です。
そのため、冬になると地上部は枯れて芽の状態で冬越しをします。

我が家で植え付けしたのは、「夕映」「滝の粧(よそおい)」の2品種。
「夕映え」は濃いピンク色、「滝の粧」は白い花を咲かせます。

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という有名な言葉がありますよね。
ふと、シャクヤクやボタンをしっかりみたことがないな、と思い立ち育ててみることに。

ボタンも育ててみたいのですが、スペースの都合上、今はシャクヤクだけです。
我が家にはユリも植えているので、あとボタンがあればコンプリートです!(笑)

一度はあきらめかけたけれど……

シャクヤクは、芽ができている状態の苗を購入し、一昨年の冬に植え付けをしました。

バラのビブラマリエ!の後ろ側に植え付けをしたのですが、
正直あまり日当たりは良くない場所だったので、イチかバチかという気持ちで植え付けました。

植え付けをした次の春、順調に芽が伸びてきて葉っぱも展開。
伸びてきた茎の頂点に花のつぼみらしきものも確認し、このまま順調に咲くか?と思ったのですが、
そのままつぼみが茶色くなってしまい、その年は咲かず……

少し調べてみたところ、シャクヤクが咲かない理由としては
・日照不足
・乾燥
・栄養不足

の3つが主なものだそう。

やはり日照不足か、もしくは乾燥させすぎたかな……?
もしかしたら、いきなり地植えにしたので、花を咲かせる養分が根を伸ばす方にいってしまったのかも……?
などなど、原因を考えてみたのですが、はっきりしたところはわからず^^;

それでも葉っぱは青々としていたので、もしかしたら来年は咲くかも?と思い、切ったりはせずにそのままお世話をし続けました。
その後、冬に地上部が枯れたため、根元からざっくりと切りました。

次の年、念願の開花!

冬に地上部を切ったときに、もう来年はダメかなと薄っすら思っていたのですが……
春、暖かくなってくるとひょっこりと新芽が!
今年こそは咲かせてみせたい!と入念にお世話をすることに。

日当たりをこれ以上よくすることは物理的にできないので、地植えではありますが乾燥に注意して土が乾いていたら水をあげるようにしました。
また、1~2週間に一度は速効性肥料を与えました。

すると、そのまま順調に伸びていき、5月に入ってとうとう開花を果たしました。
植物の生命力の強さに感動を覚えました!

おそらくですが、咲かなかった原因は日照ではなく、乾燥栄養不足のどちらかだと思います。
株が若かったというのも原因かもしれません。

「夕映」が開花しました。写真だと少しわかりにくいですが、しっかり濃いピンクです。

私の育て方が悪かったのかもしれないですが、もし同じ現象が起きている方がいたら、
あきらめずに次の年に備えてお世話し続けることをおすすめします!
想像しているより、植物って強いです!

まだ「滝の粧」はつぼみなのですが、「夕映」はしっかりと開花しています。
濃いピンク色の花びらと、黄色いしべの対比がきれいです。
花も大きくて存在感があります。

育てるまでは知らなかったのですが、シャクヤクは花に香りがあります。
バラの香りとは違う雰囲気でした。落ち着いた上品な香りです。
気になる方はぜひ育ててみてほしいです!(笑)

シャクヤク「滝の粧」の開きかけのつぼみ
「滝の粧」のつぼみ。ふんわりとつぼみが開いてきています。

「滝の粧」の開花も楽しみです。

私は咲かせるまでに少し時間がかかりましたが、見事に開花した姿は感動ものです。
美しい花でお庭が豪華になること間違いなしです!

シャクヤクは、ぜひ育ててみてほしいおすすめの花のひとつです!

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